キリトTOUR 2005 The Fef of Hameln
in Zepp Nagoya

初のZeppですよZepp!
整理番号は600番。良くも悪くもないって感じなのでしょうか・・・?
とりあぜず、駆け足で会場に入り・・・場所探し。
最前の次の手すりの手前。やや下手側。
ここなら波に押される事もなく・・・後ろは手すりだからもたれられるかなぁとか。
それにしても、私より前は数えると大体8人。スゴイ・・・近すぎじゃないですか?
会場から一時間・・・とてつもなく長く感じました。
一番キツイ時間だったかもしれないです。
今のうちに力を貯めなきゃとじぃ〜と身動きをとらずに沈んでみたり。

その時・・・耳をつきさすような音が。
決して心地よいとは言えない・・・むしろ耳障りなSE。
少し愚痴が入るのですが・・・後ろにいた人がSEが鳴り始めたにもかかわらず、ずっと喋っていて。
SEが流れ出した瞬間から、その世界、今回だったらHamelnの物語は始まっているのであって、始まったら黙れ、と。
その方々、ライブ中も始終「キリト可愛い〜」とか言ってて。
いや、もうこうなってくると個人の自由になるとは思うけれども、
私はカッコイイキリトを観に来たのであって(それは可愛いキリトにときめいたりもするが)
可愛いと思うのは自由だけれど、ライブ中位黙って観てほしいです。
名前を叫ぶときは思いっきり!って感じだけれども。
思いっきり違う方向に行ってしまいましたが・・・

濃い紫色の幕があき、唄がはじまる。Hameln
紫とピンクが飛び交い・・・曲と共に激しくなる。
ピンクの細いライトがその進むべき道を照らすかのよう。

DOORでは窓を模った後ろのスクリーンに(少しちゃっちい)月が映し出される。
決して重い声ではないのだけれども、ダイレクトに心を突き刺す。沁みていく。
PVのように、とても辛そうな表情をして唄うカレ。

「静かな曲と続いたけど、もっと暴れて行こうぜ!」
みたいなMCと共に、物語はだんだん激しく。PLOT
ギターを弾いているキリトは無邪気なようで楽しそう。
INNER CUTTERネットに向かって虫けらのような自己主張ではタイピングをしているフリ。
架空の楽園で泣いたり笑ったりと忙しそうな人種に捧げよう
この♪捧げよう〜の部分では、誰から始まったなんて分からないけれど、観客はみんな手を捧げる。
なんか、こういうところってPIERROTだよね(笑)
ちなみにこの曲、結構分かりやすい方なのかな、もっと裏があるのかな、どうなんだろう。
何かの雑誌でかなり語っていて、なるほどと考えながら読んでいた記憶が。
読んだのがかなり前だから、その時点で何を思ったかとかきちんと思い出せないのだけれども、
電車男のこととか、ドラマ見ていたりしていたけれども、彼の意見に同意したくなる部分もあって。
曲を知らない人の為に簡単に言うと、ネットで裏で色々言ってんじゃなくて、面と向かってかかって来い。
そんな感じなのかな。私もこうやって意見をネット上で言ったりしている。
けれども、それに対しては責任をきちんと持ちたいものです。

Rayの時のMCでは、「新しい場所、ここZeppに来てくれてありがとう。
つらくなったら、空を見て今日を思い出して」、と。
キリトのカリスマ性なのか、PIERROTがあったからこそ今があるものなのか、
キリトが手を挙げればみんなも手を挙げて・・・
これは勿論、曲調や歌詞とかで、みんなどこでどういう動きをするか、分かっていて。
それが広がって、会場全体が一つとなる。

ヒドク重い音のAwaking bud・・・緑と赤。
そして誰もいない丘では鉄こうしのように網々になったライトがキリトを照らす。
白いジャケット、片方は袖があって、もう片方は半袖で布地がたれている。
少し暑そう、つづく再生の朝の後で脱いでましたが。
脱いだジャケットを腰に丁寧に巻いていたのだが、後ろを向いた時に思ったのだけど
風呂上りのおっさんが腰にタオルを巻いている感じだ(爆)
「どこのバンドのように暴れたり、狂ったりしません・・・な訳ないだろ!
新曲だけどみんなついてこいよ!」息ぴったり。
そして4曲連続新曲でした。
一曲目は手拍子をキリトに合わせてみんな揃える。
次の曲でも見事に一体になっていた。
「俺が背中を押してあげるから」みたいな歌詞。
次は赤く咲き乱れ・・・みたいな感じ。カンナビアカンナビス?とかいう曲名だそう。
映像をはじめ、新曲の中でも印象的。
最後の曲はBメロからサビにかけての感じが好きでした。

THE SUN・・・オレンジのライトが飛び交い、太陽がたくさん世界を照らしているみたい。
一番輝いている太陽はキリト。
やけに「もっと幸せになりたいですか?」と訊いていた気がする。
「たくさんの人の変わらない笑顔がみれて嬉しい」とも言っていました。
THE SUNの途中ではメンバー紹介。
「ステージに上がる前から呑んでいる。ステージドリンクは焼酎」ドラマー
「PIERROTの時からお世話になっている」Key.
「ダンディなフェロモンがうり」Ba.
ちなみにこの人Bassを弾いている時に不思議なリズムの取り方をしていて、本当にダンディー。
「日本語が上手」Gt.おはようございます。とか挨拶したりしていたり。

「俺の愛するバンドのメンバー、そしてキリトとしてのライブがどのようなものか分からないのに来てくれたみんな。
年をとってくると、正直に自分の言葉を伝えたくなってくる。
そんな全ての人にありがとうと口にするのは照れるから歌にしました。EXIT
一言一言に心をすごく込めて唄っている気がしました。

本編終了後鳴り止まないアンコールはまるでPIERROTのよう。
「みんな暑いですか?もっと暴れないか?
床をつきやぶらないか?そんな暑い日を少しでも涼しくさめるように、そんなタイトルをつけました。
歌詞の内容はそうでもないのだけれど。
またみんなにカタチとして届けたいと思っているけれど、今は生でしか聴けないので感じ取って」
COLD。Key.が素敵だった印象が強いです。
そしてSeaとつづく。この曲も涼しく〜という曲名らしい。

「最後にアルバムの曲が被ったけれどRay
二回目の方が生き生きとしていた。
思いっきり手をあげて、笑顔でいれたかな。思いっきりヘドバンできたかな。
終わらないでほしかった。本当にありがとう!