secondline presents『HOT GARNET #5』

会場よりも少し早めに着いたのですが、早速いますよ、人・・・人。
整理券みたいなの配られて、並ばされて、こういう入場方式なんだと感嘆。
並んでいる最中に後ろから「私の整理番号何番でしょうか〜」と声をかけられ「え?」みたいに思ったらMamiさんでした。
あとから思ったのだけれども、やはりそれだけ大きなイベントだったって事ですね。

中に入ると、かなり開放的で大きなところ。大きいっていってもMARZとかと比べてね。
DJの人が後ろで音を流していて、ミラーボールがきらきらと光を飛ばしている。
はじまる前から人がびっしり。誰目当て?とドキドキ(笑)
最初に前にいた人達はLiN目当てだったみたいだけれど。

一番目のバンドさんはI's Cube。私とあろうことが珍しく今回LiN以外はこのバンドしか真面目に観ていません;
3バンド目ではコンタクトが外れ、外に出たら入れなく・・・
だんだんこのころからか、あんなに大きかった空間が人で詰まってきてしまい、観に行くにも一苦労。
物販周辺で戯れていました(笑)

で、I's CUBEさん、VO.が女の方なのだけれども、最初マイクなしで声を響かせることから舞台ははじまる・・・
力が全身漲っている感じがして、言葉の一つ一つがストレートに響いてくる。
黒い蝶々が舞っているピンクのTシャツを着ている彼女・・・YuRiさんとはまた一味違ったかっこよさ。
メンバー一人一人の見どころがあり、それぞれが一つとなってあのバンドを成しているんだなあと。
乗りやすかったし、演奏自体はどうこうないのだけれども、
ただ、横のスクリーンで終始青と白かな?の文字が躍っていて。
聴かせる歌でしんみり暗い中にそれが飛び込んでくるのだが、それまた目障り。
LiNのときは集中して聞いていたから気にならなかったけれども。
ちなみに最後のバンド、主催者Secondlineの時にはスクリーンにライブ映像が映し出され、いい感じの迫力でした。

LiN CLOVERのときにはまた密度が高まる(笑)関西方面のファンが結構きているって事でしょうか。
サイトで流れているあのどんどん深く沈んでいく感じのSEが流れはじめ・・・メンバーの入場。
その時、「Nao君〜!Ren君〜!YuRiちゃん〜!」の声が客席からチラホラあがる。
えぇぇ!初体験ですよ、名前を呼ぶ声が聞こえるなんて(笑)
私は結構SEが流れ始め・・・し〜んとした中でその静寂さを突き破る爆音が響き出す感覚が好きなのだけれども、
YuRiさんの言うように、だんだんと大きくなっていくのにつれて、それもありなのかなぁ。

そして懐かしいYuRiさんの声、、「彼岸花はママ〜」と揺られながらはじまる。
彼岸花のような色をした世界がどゎ〜っと広がってゆく。
ツアーTシャツを着て、その上からシャツを羽織っているRenさん、
YuRiさんの着ている青色のTシャツの色の下には見覚えのある色が。あれもそうだろう。
って、Renさんのヒゲが・・・ない!!びっくり!!笑
私は関西のファンに対する株上げかな〜とか思ったのだが(爆)あとで訊いたら気まぐれだとか。
途中の♪朝から〜では、酔いながら(交差点レポ参照)手を動かし、コーラスをしていくRenさん。
あそこのメロディーの重なってゆく具合がやっぱり好きだなぁ。
そして、赤色だったのが、だんだんと青と白に変わっていって。一発目だからかもしれないけれど、とても目に焼きついてます。

そして続く理想デシベル。前奏のベースの響かせ方とか
♪僕のほうが〜でいつも後ろを向いている部分の反り返り方など・・・
西ツアー初日ということで、Renさんがとっても切れ味たっぷりの演奏をしているなって。
NaoさんもNaoさんでがんがん響かせていたしね。

今日はじめてのYuRiさんのMC。Second lineさんは以前に京都で一緒に対バンしたそうで、
そのときの出会いがあって、そして今日イベントに呼ばれ、本当にありがとうって。
そして、そんな今日は素敵なイベントだから・・・最後までいるよね?と念押し(笑)
そんなYuRiさん、凄く緊張しているよう。
「緊張しているからちょっと待ってて・・・何か面白いこと言って下さい」と客席に。
そしたら「YuRiちゃん〜」との声が。それを聞いたYuRiさん「それ、面白い!」と(笑)
色んな偶然と必然とがあわさって、今があって・・・みたいな事も言ってました。

そしてItがはじまる・・・あのどんより感、そして少し重く、響く感じが好きなのです。
前奏で伸びをするYuRiさんは本当に緊張しているかのよう。
今日はNaoさんもRenさんも背を向けずに弾いていて、何だか新鮮!
初めて手元を見ましたよ〜。
最後でYuRiさんの声が響いて重なっていくところが心にきて、
彼女の目もとても力強く前を向いていた感じがします。

そしてempty・・・アルバムの曲がやっぱり多いですね。
結構声・言葉が響いていた気がします。
Renさんがマイクスタンドにベースをぶつけていた記憶が・・・。

シュオンの時計でのYuRiさんの動きは観る度によくなっているような気がします。
この日もかなり冴えていましたよねv
♪つけよう〜のところで目があった気がして、元気も一緒に入り込んできました。
サビでも動き動きまわって、みんな笑っていた気がしました。
サビの最後ではくるくると回っていて、こけて・・・
一番最後の部分でもエコーを効かせたりしていて、また少し違った感じ。
そこでスピーカーに腰をかけて、背中を向けてうたっているYuRiさんの背中のシルエットがライトに照らされ、
何かを物語っているような感じがしました。

そしてMC。
大阪に来たかいがあったと私たちがしみじみと感じることが出来るようにアンケートを是非書いていって下さい。
そしてRenさんの方へ向かい・・・ひそかに作ったTシャツ。全然見えてないじゃん!って。
上から羽織っていたものをパサッとめくるようにして少し見せるRenさん。

最後の曲・・・ミラクル
ドラムの滑らかなようでトゲのある感じと、ギターの音が重なっていく感じが、CDよりも全然よくって。
今回は「張り紙!」で背中を指さないYuRiさんでしたが、後ろを向き、振り返る感じで。
その時の顔がなんとも言えない表情でいい感じ。
カタカナが飛び交うところのNaoさんの弾き方がお洒落。

やはり、関西ツアー初日ということで、がんがん響かせていたね。
大きいイベントだったということもあって、人がいつもよりも多かったし。
関西だからか、メンバーさんもテンション高そうだったしv
素晴らしき第一歩。


LiN CLOVER セットリスト
-SE-
彼岸花はママ
理想デシベル
It
empty
シュオンの時計
ミラクル