10月20日。空は晴れていた気がする。
開場少し前に到着したのだけれども、
例年のGacktライブ〜!って感じよりももっとコスさんとか、
素敵な衣装を着ている方が少なく、本当にGacktライブなのか?と疑問に少々思ったり。
という私も去年のカットソーという、結構シンプルなものでしたが。
開場し、席に着く。上手のかなり端っこ。
アナウンスが流れ、ボレロが流れ始めるその瞬間。
それまで本当にGacktライブだよなぁ、としつこくも考えていた。
ボレロが流れ、あぁ・・・還ってきたんだ、と思った。
音が大きくなると共に胸が高鳴り・・・!
スクリーンには、お前らは逃げろ、という戦士。
いや、あの状態で逃げろと言われても、どうしようもない気がするのだが。
くい止めるんじゃなくて、彼らが逃げるのを手伝ってあげようよ。笑
そんな突っ込みはさておき・・・
まさかDybbukが最初に来るとは思わなかった。
予想外。ヤラレタ。
そして二曲目White eyes。
恐らく今回一番目頭が熱くなった曲。
サビの部分では観客が一体となって、Gacktに気を返そうとしている。
続くDisparはもうちょっと後かな、と思っていたのに案外早かった(笑)
この曲はエロイ唄と頭の中で認知されていて、
ライブ中ちょこまかメモを取っていたのだけれども、
紙には・・・エロイうた。その一言(笑)
メモといえど、後から見返すと何書いてあるか分からない。
笛の音が開場を包みこみ、Metamorphozeが広がる。
間奏の部分がCDより素敵に仕上がっていた。
恐らく次の物語に入るであろう新曲はYOU君がかっこよかった、いや笑えた。
そして力強くあったかく、と思えば雨が降り出した感じがして。
ただただ哀しく。そこにAshのメロディーが重なりだす。
哀婉。その言葉のあり方がここまでですごく良く伝わってきた気がした。
そして、これはその言葉を背負った戦士達の物語であるのだと思った。
13人の闇の住人だっけ?とか言っているじゃない。
それもそうだと思うのだけれど、それよりも戦場に向かう人のイメージの方が強く、
そう感じました。
風が雨を運んでゆき、ピアノの音に変わる。Misty。
音一つ一つに神経が通っていて、それを受け止めた私は鳥肌が立ってしまった。
この章はほとんど茶々さんが見えなかった。
茶々さんがいる筈であろう場所にライトが向いていて、キュイ〜ンと音はしているのに、肝心の本人は?みたいな感じで。
恐らく一番の見せ場であろう場所なのに。。
ただ少しRebirthの第二章の始まりと被ってしまったかな。。
でも本当に茶々さんが観たかった。
JU-KENが次に出てきても、一人で怪しい動きをしている人にしか見えなかったもの(爆)
そして、あの浮いてくる棺おけ!単にGackt氏がやりたかっただけじゃない?笑
それにしても観音開きの棺おけって・・・どうなのよ、と思ってしまった。
けれども、そんな棺おけに疑問を憶えたのはたった一時であり、すぐに惹き込まれる。
Lust for blood・・・タイトルのまんまでヴァンパイアの心であろうもの。
主人公を取り囲む、得体のしれないおぞましきもの。
狂気。それでもそこに安らぎを求めてしまう。
noesisのダンサーはかなり不思議だった。
Farewellでは前奏部分で手を翼のようにみせかけ羽ばたいていたのが印象的。
Futureの間奏部分は何もなかったな・・・少し何かあるかなって期待していたのに。苦笑
自分自身で想像してみなさい、って事かな。
でもあのウェーブはフェイントでしょ(笑)
ここで映像。
地響きが鳴り出し、敵と戦う彼ら。
あの人数じゃ、いくらGackt氏でも無理だよと思ってしまう。
それにしても、夢ばっかり(笑)
あのしつこい具合がいい感じv
勢いに乗ってBLACK STONE・・・!
続くMirrorでは熱気が凄かった。
一人一人が声を出してGackt〜!と叫ぶ。
気の渦。ぶつかり合い。そして一つになって響く。
最後の部分ではGacktの声に呼応して響く声。
一つになる瞬間。たまらない。
「ただいま〜」「おかえり〜」
そう言い合える事が凄く嬉しい。
MCの内容をざ〜っと振り返ります。
長野は好きだけれども、色々とある場所。
以前にシークレットでライブハウスに来たときの事。
服を破った女の子を殴ろうとしてしまい、記憶が飛び、気付いたらセキュリティが目の前に。
NO〜!とやっているセキュリティとGacktの一人芝居。イメージはプラトーン。
長野は魔物がいるから怖い。
長野のスキー場は制覇している(思わずホントかよ、と疑ってしまった)
以前車山に行った時のスノボの話(前にHEY!HEY!HEY!でしていたやつかな)
落ちて行くときに、お前なら出来ると言う天使と、もういいじゃん、と言う悪魔。
でも今こうやって生きているから、きっと何か意味がある。
車山には何かが居るという事を長野のみんなに伝えたい。
いくら誘ってもスノボには来ない。何故だ! Ryu
Jobの中で一番に来てくれる、新しい風を起こした雪の上のキレンジャー(?) Ju-Ken
初めてスキーを履いたのも長野だったよな。あの頃は可愛かった。
ショートスキーに女もののウェアがよく似合い、
リフトの上で、「ガク、高いから」と言っていた、長野にいた捉われた宇宙人 茶々
スノボをやらないと誓っていたのに、車の中での一言がきっかけだった。
「ガクは三日あってもスノボ出来ないやろ」
カチーン!
「ムリせんとスキーやってな」
お前の10年3日で抜いたで! You
もしゲレンデで出会ったら、
「長野系?」と聞いて。
そしたら「ファミリーじゃん」って返すから。
かなりいい加減です。
MCとかはきっときちんとのレポしてあるサイトさんに行くべきだと(笑)
U+Kでは恒例(?)となった波・・・ではなく、雪崩が起き。
そしてStormでは素敵な真っ赤なダンサーの女の人。
手拍子が入り、これでまた一段と好きになってしまったではないか。
Roadの言葉をきっと彼があのアルバムで、コンサートで伝えたかったんじゃないかな。
銀テープの波がキラキラと輝いていて、未来を祝福してくれるのかな。
届カナイの現れ方は一瞬ギャグ?って思った。爆
折角凝った登場しているのに、照明でよく見えない。残念。
けれども終わりのシルエットはかっこよかった。うん。
YOU君の衣装がちょっと似合ってない気もしたが・・・ぇ
やっぱりGackt氏は何をやっても似合うなって。
長野・・・本当に何かが居たね、きっと。
やっぱりこの世界から離れることが出来ないんだな。