LiN CLOVER Presents『INNER CRACK Vol.7』

特に行くところもなく、早く着いたのだけれど・・・五時半。
誰も居なく、、ぷらぷらして50分頃になったのだが、まだ誰も居なく。
一人意気込みすぎ?な状態でした(笑)
でもそのかわり、Mさんの寒い言葉が聞け、Kさんに通りすがりにボソッと言葉をかけられ、
こういうのもアリかな。笑
・・・Mさんは分かりやすそうだけれども、Kさんは分かりずらそうだ。

入ってもらった栞、書かれてある歌詞は青い鳥でした。
Hyd Lunchの缶バッチもとってもオサレ。なくしたくないからしまっておこう。
おみくじは末吉
グッドアイデアが浮かぶが消える予感
・・・消えるのかよ(笑)メンバーさんが夜なべして書いたというこのおみくじ。
私のは末吉の字がRenさんで一言はNaoさんだとか。
う〜ん、分からん。
ちなみにぴょん吉とか諭吉とかあったみたい。
シューベルさんは大吉だったとか・・・流石だ!笑

そして、なんとNaoさんが髪の毛を切っていました!
惚れ直してしまいそうな感じです(笑)
スッキリしてかっこよくなってました。

開演前、スクリーンにどこか外国のニュースが流れ出す。
今回のINNER CRACK、イベントが一つの長いTV番組であって、
ライブ=生中継のステージ。
全世界で今回出演のバンドがニュースを通じて紹介されているとか。
ニュースを背景にインタビューみたいなのが転換時を含め流れていました。
少し聞こえずにくく、松崎さんのノッている感じのものと、
「okシューベルです」と言っている、シューベルさんの声がかろうじて聞こえ・・・
いや、単にそこだけが印象に残っているだけなのかなあ(笑)


iora
二人編成でアコースティック、MCで準備体操のような感覚で聴いて下さいと言っていたのに、
準備をする間もないくらいの速さで、心を射抜かれてしまった感じ。
すごく、力強く、魂で唄っている気がした。
下からも響いてはくるのだけれども、それよりももっと上から降り注いでくる感じ。
ドキュメンタリー映画のBGMのように聴いてほしいという、人の生き様を例えた渡り鳥という曲。
ストリートをやっていて、終電を逃して電車で10分のところを一時間かけて歩いて帰ったときの
実体験をもとにしているという星空のキャラバン
唄を通してその情景が気持ちいいくらいに浮かんでくる。
特に最後のリズムという曲が良かった。
会場全体が一つになって手拍子をして、あの雰囲気が好き。
なんでリズムにのるか、その原点を悟ることが出来たかもしれない。

結局CDは買わなかったのだけれども、今更になってRenさんに勧められたときに、
買えばよかった〜と少し後悔。
なんでここでRenさんが出てくるかは私も謎です(笑)


Hyd Lunch
前からずっと心待ちにしていたHyd Lunchの世界。
ドキドキしながらも心を研ぎ澄まして待っていたはずなのに・・・
メンバーがステージに上がってきた時点で爆笑。
最初の届けはほとんど他のことに関心がいっていたと思われます。
と、いうのもtatsuさんのサラサラヘアがなくって、かなりビックリ。
しかも開演前にtatsuさんの髪について語っていたから余計にビックリ。
よくよく見たら後ろで縛っていただけだったのですが。。
後になって、もっとちゃんと聴けばよかったーって。届け、大好きなのに。
そして、ドラムの位置が少し上手になっていました。
tatsuさんが主役じゃなくなって(笑)バランスがいいんじゃないかなぁ。
次の新界。大好きな、トライアングルがベースに変わって、音が大きくなるところで、
ちょうど大好きな人と再会できて、感極まっちゃいました。
clock workはまた聴けると思っていなかったから、単純に嬉しかった。
間奏が特にカッコイイ!
そのカッコイイ世界の中にKey.がステキに入っていました。

MCは・・・まずmini album制作中のお知らせ。
松崎さんが「今日をもって・・・」とか言うから、解散!?とかかなり焦ったけれども、
「ライヴ日程が決まってない」とのことでした。
ライヴではこの四人だけれども、CDには多くのゲストが参加しているらしく、少し紹介。
LiN CLOVERのNaoさんも参加しているらしく、
紹介があったとき、Naoさんの「おっしゃー!」っていう声が(笑)
他にも素敵な事を話していたのだけれども、おぼろげにしか覚えてないのです。
帰る時に、今日、ここに来て良かったという思ってもらえばそれでいいって。
でもね、松崎さんがそう言わなくても、本当に心からあの場所に行けて良かった、って。
あの空間を分かち合えて良かったな、って。
そういえば、ナベさんが少し喋ってました(笑)

羊飼いの夢ではゆらりゆらりとHyd Worldを漂ってみる。
そして夕凪・・・今日ここに来たからこと出逢えた曲。
この情景を忘れない、みたいな歌詞と、この夜のことがすごくリンクしてしまった。
ウッドベースを弓(?)で弾くナベさんの姿も良かったし、
松崎さんの楽器の音が心地よかった。
好きになってしまいそうな一曲。

イソウの前って、ギターとベースを持ち換えるから、次がイソウだ!と分かるのだけれども、
その間に心の準備をしておかないと、絶対に感動のあまりヘタリこんでしまいそうであって。
その準備している間に高橋さんがソロで弾いていて。
特に名前もない曲だと思うのだけれども、心の準備をしなきゃ、と思っている心に沁みてきました。
最後はアゲハ・・・この曲がラストだと、Hydの後味が後々までずっと残ってしまう。
それが嬉しいのだけれども、少し寂しい。

Hyd Lunch セットリスト
やさしい唄-intro-
届け
新界
clock work
羊飼いの夢
夕凪
イソウ
アゲハ

ok
今日と明日、そして新しい朝・・・
ok、最後に観たのが10月なのだけれども、絶対その時よりもかっこよくなっているって!
これまでの流れもすごく熱かったのだけれども、
okでもっと濃く、熱気、そして感情の熱がむんむん。
二曲目のあいのうた・・・今回聴いて思いっきり好きになってしまった。
実は前にMOSAiCで聴いたことがあるみたいなのだけれども。
そして、明日の♪Yesという言葉を空人さんのあとに続いて、
会場全体が笑顔で応えて、私も笑顔で応えて、
会場の温度がもっともっとあったかくなった感じ。
溢れ出した笑顔がいつまでも絶えることなかったもの。
最後にやったnew morningは後日CDを聴いて、もっと深い気持ちが増したけれども、
okの楽曲の中ではwhatever anyone saysがまだまだ私の中でだんとつトップな感じです。
空人さんのMCはかなりオイシイとこ取りをしていました。

ライヴ終演後にはスター(強調/笑)の空人さんにCDにサインまでしてもらいました。
スター・・・かっこよかったですよ、ね?笑
ちなみにMamiさんはマネージャーらしいです(笑)
そういえば、何故にシューベルさんは私が改名したことを知っているのに、
空人さんは知らなかったのであろう。ちょっと不思議。笑
ややこしくってごめんなさい。

ok セットリスト
today
あいのうた
scrap
明日
up
whatever anyone says
new morning

LiN CLOVER
本日の主催者。トリです。私にとって今年初であります。
幕が下りたままtoo beautifulの前奏が流れはじめ・・・スクリーンにはPVが。
その向こう側で唄うYuRiさん。
感動を、映像から音から五感で感じとる。
確か一番が終わると同時に光と共に幕が開いて・・・
その光があまりにも眩しくって・・・

続く理想デシベルもかなり冴えていました。
これまでのバンドの音の余韻と摩擦が生じてもっと熱が生まれてくる感じ。

MCでは「昔からの私を知っている人とか、そういう人から、
今のYuRiになってからの私を知っているバンドを通じて出逢った人達。
その違ったところで出逢った人達がINNER CRACKに来て、この場を共有していることがすごく嬉しい。
言いたい事は空人さんに言われてしまったのですが、okに変わってありがとうと言いたいです。
これからもこの3人でLiN CLOVERとして続けていきます。」
みたいなじんわりとくるお話が。
そしたら2階あたりから「よいしょー」「よいしょー」というコールが(笑)
よいしょってなんだよ・・・と思いつつ、二階を見たらどうもあれはHydチーム+mamiさん。
そう分かった瞬間かなり笑ってしまって、YuRiさんの声を遮るといった迷惑をかけてすみません。
よいしょコールを聞いたYuRiさん、「これから私、静かな唄を唄うのにー!」と。
Naoさんはよいしょに大して突っ込んでいました。

「お父さんのことが好きで好きでたまらなくって、でもどうしたらいいのか分からない男の子の話、Iron will
そして、新曲の太陽の数
ほわんほわんと優しい感じなのだけれど、切ないところや激しいところもあって。
不思議な感じの曲だなぁ、と聴き入っていたら、
この後のMCで少しお話が。
「太陽って輝いてみえるけれども、近くにいったら溶けてしまうような怖い存在でもあって。
病気とかそういう人の中には太陽が昇っていくのが嫌な人達もいて。
太陽は一つだけれども、一つじゃないということを唄いたくて唄にしました。」
というようなことを話しているYuRiさんの瞳に少し涙が溜まっている気がして、
初めて出逢った曲を振り返りながら、少し感傷に浸ってしまいました。

その少し重くなってしまった空気を拭うかのように、次はミラクル
この日もたくさんの奇跡が、キラキラしていました。
ミラクルはたくさんの色が混ざっていて好きだなぁ。
シュオンの時計はこの日もたくさんしゅわしゅわ〜ってなてました。
大好きな人達と聴けて、いつも以上に笑顔が出てきちゃって。
最後のところでYuRiさんが暴れすぎて、♪帰ろう〜のところでマイクが出なくなってしまって、
客席で思わず唄ってしまいました。
声、届いたのかなぁ。。

あっという間に最後の曲になってしまい・・・
最後は青い鳥でした。LiN CLOVERにしてみればシンプルな一曲と言っていました。
始まる前に少し歌詞を読んで挑んだのだけれども、こういう唄だったのかぁ。
君の幸せを考えたことなど 私はたぶん 一度もなかった
と言っているのだけれども、この私、今はもっと優しい人間に変わっているんじゃないのかな。
昔を思い出しながら、後悔して、生きながら、青い鳥に・・・贖う。
少し哀しいことに、まだメロディーが頭の中で一致していない唄なのだけれども。
最後、YuRiさんが前を見据えて佇んでいる姿、
この先の未来を見ているのかな、とか。
今日のライブを振り返っているのかな、とか。
そのまま幕が下りていくなか、あのシルエットがとても大きく感じました。

拍手は鳴り止まず、そしてそれは手拍子となり・・・
掛け声は「アンコール」ではなく「よいしょ」でしょ、みたいな感じで(笑)
以前、アンコールは嫌いです、みたいに言っていたバンドだけれども、
よいしょパワーで舞台に再度現れる。
そして・・・「何やろう」って(笑)
YuRiさんとリーダーがしばらく話をしていて・・・φ
こう来るか〜!って本当に嬉しくって!!
Yanagiさん、カツヤさんを筆頭に(笑)会場全体が音を通してノッていて、笑顔になっていて。
テンポがいいから、本当にあっという間に終わってしまった・・・
またこの場所に還ってきて、そしたら、その時に、聴きたい曲。


今回のINNER CRACK、どのバンドも独自の世界を確立していて、
どの世界も違うのに同じ空間に存在して、そしてどのバンドも輝いているものを持っている気がした。
「癒し」なんだけれども「熱い」
ioraは太陽な感じ。「太陽」という言葉を聴いて、一番初めに思い浮かべるイメージな感じ。
とにかく爛々と熱く輝いている。
Hyd Lunchはなんなのだろう・・・月?
透き通った部分と包み込むような暖かさ、そして激しく放つ部分も持ち合わせていて。
でもやっぱり太陽なのかな。
イメージとしては去年のHyd 2nd Tourのフライヤー。
太陽を少し違った角度からみてみたもの。
okは行く前のブログにも書いたのだけれども煌いている光な感じ。
私の大好きな曲、whatever anyone saysの印象からも「希望」という言葉が似合う気がする。
LiN CLOVER・・・難しいなあ。
光ではなくって、もう少しくすんだ感じのようなものの気がする。
けれども、輝きを持っている不思議な存在。
そして改めて確認・・・私にとって特に唯一無二な絶対的な存在であると。


LiN CLOVER セットリスト
too beautiful
理想デシベル
Iron will
太陽の数
ミラクル
シュオンの時計
青い鳥
〜encore〜
φ(ゼロ)