ease presents 切手のないおくりもの 第六便

会場に向かう前に友達とお茶をする。
そして、なんと店から出てきて少し歩いたところで・・・YuRiさんに遭遇!
いやいや、偶然すぎてビックリでした。
傘が壊れた〜と言っていました。やっぱり可愛いです。
その後、駅まで友達を迎えに行く為に別れたのだけれども。


ユー・グラン・グラン
トップバッターにふさわしいというかなんというか。
さすが、ユー・グラン・グランというステージで、
ユー・グラン・グランはやっぱりユー・グラン・グランでした。
周りの人、みんな圧倒されているのだもの。
観たことある人は分かると思うけれども、あの雰囲気は彼らにしか出せないですよ。
最初からして、「本当に来て良かった〜!」っていう感じ。
けっこう前の方で観ていたのだけれども、曲の展開が分からないから、
途中であれれ?って感じで戸惑ってしまったり。そこがまたいいのだけれども。
MCもユー・グラン・グランって感じでした。
WARPのステージを囲んでいた、緑色の葉っぱを触って怒られていたり(笑)
鳥粥食べてね〜とも言っていました。
みんみんさん(Ba.)が「ユー・グラン・グランです」というあの感じが好きv
CDも購入したことだし、あのユー・グラン・グランのライヴについていけるくらいになるように聴きこみたいです。
その時にはまた、あのライヴにも行きたい!!
これから先のSlow Jamが行きたいライヴと被っているから残念です。面白そうなのに〜。
きっと私は大人になりすぎてしまったから、自分には持っていない部分を求めているのかもしれないね。


Yellow soul source
愛嬌たっぷりのVo.さん。唄にも大きな愛がたっぷり詰まっている感じ。
特にこの日の企画者easeへの愛がこもっている気がした(笑)
曲も結構好きな感じのメロディーが多かったな。


nilescape
一緒に居た友達に「本当にカッコイイから」と洗脳されていた部分もあってなのか、そうではないのか、
本当にかっこよかった!!(多分以前に観た時は興味がなかっただけだろうけれど)
SEからして雰囲気を創っていて、どんどん引き込まれていってしまう感じ。
友達曰く、Bassの人が特にカッコイイという話で。
観客の方はあんまり見ないけれども、なんだか目を奪われてしまう弾き方。
ああ〜なんだか凄い良く分かる!って感じでした。
最後3曲続けて、すごい心に残る曲ばっかりだった。
MCのカッコイイ感じとのギャップもいいのかもしれない。
WARPのステージは上でも書いたように、ライヴハウスらしくない緑が茂っているのだけれども、
そこから「ジャングル!」な会話が始まって・・・とにかくジャングル。思わず笑ってしまう。さすがFrom大阪?!
一番最後の曲で恐らく「Are you happy?」と繰り返し唄っていて。
会場全体が音に馴染んでゆれていて、一緒になっていて。
その問いかけに自信を持って「Yes.」と答えられるライヴでした。
公式サイトで試聴できたり、PVも観れたりできるので、そちらもかなりオススメであります。


LiN CLOVER
ギャラリーがかなり久しぶりに更新されているこのバンド。
個人的にYuckyが一番カッコイイとおもいました。

一曲目。新曲unmusicです。前に『誰の唄』という曲名で披露されていたらしいけれども、
そのタイトルは急いでつけたものであって、後から考え直して、unmusicになったみたいです。
最初は歌詞もメロディーもと思ってしっかり聴いていたつもりだったのに、
いつの間にか取り込まれて、引き込まれて、気付けば終わっていた、そんな状態。
なんとなくだけれども、「あなたにありがとうと言いたいだけなのに、そのために僕ら、もうどれくらい曲をつくってきたかな。」
フライヤーに書かれてあるこの言葉に通じるものがあるような気がした。
彼らはまだまだこれからも曲を創りつづけていくのかしら。
最後にRenさんがフフッと微笑んでいた気がした。
曲の終わりに響いたNaoさんのエフェクターの音が奇妙な音で、
そこからRenさんにバトンタッチ。理想デシベルだ。
Yuckyがいつもより激しく、かっこよく感じる。

MCでは、easeのレコ発おめでとう!のような事を。
ここでもお粥を食べろという話が。次の転換の時に絶対に行くようにとのこと。
そして、どこからその話になったのか覚えていないけれども、
YuRiさんが小学校の頃、合唱団で田中せいじと一緒に唄ったという話に。
「私が一番最初に会った芸能人は田中せいじです。」と。
ただ、客席の反応がかなり薄かった(笑)
私も「それ、誰?」状態でかなり無反応。
Naoさんも「誰?」みたいに言ってました。
終わってからもその話になって、知っている人は知っているけれど、知らない人は知らない感じで。
Mamiさんと、きっとアンダー25は知らないんだよ、という結論で。(Naoさんは・・・例外?笑)
そうそう、Mamiさんといえば、髪にパーマがかかっていて、大人っぽい可愛さの人になっていました。
カワイイ人はやっぱりどんな髪形でも似合います。

MCの最後で「おめでとう、と言いながらも次の曲で一気に下がります」と言っていたけれど、
次の曲は私の好きな太陽の数。なんだか哭きたくなってしまう曲。
考えるものが多すぎて、重くのしかかってきてしまうのかしら。
間奏に入る前のしーんとした間があまりにも静かすぎて無気味でした。そこも魅力だろうね。
次のミラクルは重い雰囲気を一気に吹き飛ばすかのように終始笑顔。本当に良かった。
ここのところアンケートの「また聴きたい曲」の欄に太陽の数と書き続けていたけれども、
この日は思わずミラクルって書いてしまいました。
だいたいいつも、曲が終わったあと、YuRiさんが話を切り出すまでシーンとした状態で、
何か言ったら拍手、言わなければそのまま次の曲へ、という雰囲気が流れているのだけれども、
今回はミラクルが終わったあと、そのまま次の曲へいきそうだったのに、
拍手がどこからともなく湧いて、みんな感じたものは一緒なんだなぁって思った。
なんだか嬉しくなってしまった。

シュオンの時計は前奏を含め、どんどんどんどん成長していってます。
毎回聴いている気がするけれども、毎回違く聴こえるから、何度聴いても飽きなく好き。
サビの「シュオン」のところで、Naoさんも唄っていて、かなりかっこうよかった。
他にも、ちょろちょろって不思議な音が紛れ込んでいたり。
そんな発見があると、思わずくすっと笑ってしまう。
最後のMCではちょっとした告知とアンケートを出してくださいといった話。
アンケートといえば、間違えてeaseさんのところにLiNのアンケートを出してしまい、
大変迷惑をかけてしまいました・・・汗
Mamiさんにも怒られてしまったよ。
私のアンケート、無事にLiN CLOVERの元へ届いたかしら。
そしてMCでYuRiさんが「皆さんは自分の声が好きですか?」と呼びかける。
「私は自分のマイクを通しての声が嫌いなのですが、
切手のないおくりもの第6便が皆さんに届くように、精一杯唄います。
最後の曲を・・・それではeaseさんに捧げます。」
(easeさんに捧げるというのはYellow soul sourceさんのちょっとしたパクリですv)

YuRiさんが話している時からwheelの前触れが伝わってきて、ゾクゾクと。
そして気がつけばwheelの物語、そしてLiN CLOVERのステージは終わってしまった。
幸せな気持ちと、少し寂しい気持ち。30分なんてホントにあっという間です。
wheelの終わりに、ずーんと重い音の振動が正面からも、下からも伝わってきて、
その感覚が・・・なんと言えばいいのだろう、ずーんと胸に響いてきた。


ease
少し疲れてしまったからゆったりと後ろの方で〜と思っていたのに、気がつけばゆらゆらと楽しんでしまったよ。
観る回数が増えるにしたがって、そのバンドの音も分かってくるのが嬉しいな。
前回観た時も印象に残っていたリバースデイが、題名が一緒というだけで、ある曲と被ってしまって・・・
哀しくなって少し泣きたくなったけれども、聴いているうちに強くなれた気がします。
雨が止んだ音がその日の気分・天気と凄く溶け込んでいって、特別な唄となる。
ドラムの女の子がやっぱり可愛く、かっこよく、コーラスで唄っている姿に思わず惚れてしまいそう。
アンコールで演ったしおりという曲。新曲らしいのだけれども、今ここに栞をはさんで、
これからツアーへと行き、またひとまわり大きくなって戻ってくる、そんな事を言っていて、
私も栞を挟んだ位置よりも先にどんどん進んでいくぞーと思わず思ってしまいました。


今回のイベントはどのバンドもかっこよく、
次の日も幸せな余韻がずっと残っていて、本当に素敵な夜だったなって。
何でこんなにも入り込めたのかは自分でもよく分からない部分が多いのだけれども。
心の奥から幸せになれた、楽しい気分になれた、そんな夜でした。


LiN CLOVER セットリスト
unmusic(新曲)
理想デシベル
太陽の数
ミラクル
シュオンの時計
wheel