about tess+MARZ prezents『SWAN SONG COUNCIL Vol.5』

初のSWAN SONG COUNCIL!!!
ということで、大興奮!な夜でした。
観れなかったバンドもあり、2、3曲しか観ていないバンドもあったりするので、
印象に残っているものだけあげていきます。



MARZのトップバッター。
初めて獏を知った時から、定期的にライヴが観れていてそれがとっても嬉しいの。
ギリギリに会場へ入ったかな〜と思ったら、そうでもなく、一安心。

未だ3回目なのに、全然そんな気がしないのは何故なんだろう。
最初、自分自身がライヴハウスの空間に入っていけなかった。
周りが、演奏がどうだじゃなくって、
こんなところに居ては良くないだろ、という葛藤があって。
けれど、そんなもの一発で吹き飛ばされた。

相変わらず、セットリストは憶えていなくって、
セットリストが載っていたアンケートをこっそり余分にもらってきた筈なのに、
帰ってきたらなかった。なんでーーーだ。
一曲目がナスの夜漬けで、最後がoui
途中にGが入ったのは憶えていて・・・たぶん。
そして、すっごくいいなぁって思った曲があって、
心に水を〜とかいう曲で・・・
まず、歌詞が良かったの。
ぽーんと心でキャッチボールをしたみたいで。
いいコトを何度も唄っていて。
そして、間奏のところでのギャップ!
ベース&ドラムはあげあげ。
エリーニョは笛を吹き、丸椅子に登りふらふら、
そして隅っこで疲れたように膝をかかえステージを見つめる。

うまく伝えられないのがすっごく悔しいのだけれども、
それくらい良かった曲。また聴きたいな。

MCでは♪スワンソング〜と唄うエリーニョ。
良い音楽をたくさん食べましょうって言っていた。
それから、ミラーボールをいっぱい回してくださいって。
宇宙っていうよりも、あったかい格好をして見上げる星空な感じだった。

獏は演奏している側の楽しさがすっごく伝わってくるバンド。
楽しさが伝わってくるから、一緒に元気もやってきて、笑顔になれる。
レコ発ライヴが12月にあるみたいです。要チェック。


たむらぱん
うっとりしすぎてしまった。
MARZの光がとてもよくあっていた。
暖色のもつあたたかさなのだけれど、色は青色って感じ。
女の方が一人でキーボードを弾いているのだけれども、
その前にまずベースとなる音を調合していく感じがすごいなぁって。
そしてそこに声を重ねていく。

折込には、この日唄った唄の絵が挟まっていて、
それまた独特で不思議な感じの絵。


apnea
次がMARZの方でninaplayだったため、
これは遅刻が出来ないぞ、と3曲くらいで出てきました。
前から気になっていて、一回観てみたかったもの。

正直、下ネタも苦手な人間だし、
私の好きな音も彼らのものと全然違う方向を向いているだろうけれど、
それなのに、気になってしまう、惹きつけられてしまう方々。


ninaplay
メンバーが出てきた時点から、一番前で盛り上がりまくりまくる。
もう、彼らが出てきた時点から、照明のせいもあってか色んな意味で眩しくって。

SUNという曲をきちんと認識してから、初めて観るライヴ。
今のところ、ninaplayの中で一番好きな曲かもしれない。
そういえば、ninaplayのオフィシャルサイトの名前も“SUN”っていうのね。
笑顔になろうなんて思っていないのに、自然と笑顔になってしまった。
エバさんの最初の口笛のところ、今回はじめてちゃんとみたけれど、いいねぇ。
この曲をとおして、tetsulowさんのギターの音色も好き。
はじまる前に、スタッフのあっこさんに手を挙げる場所を聴いて、笑
最後のところで、手を挙げれた!
前の方にいる人は少なかったけれど、一体感があった。
この曲だけじゃなくって、メンバーもすごく楽しそうで。
そのことも、とっても元気付けられたなぁ。
これからももっともっと手を挙げる人が増えてくる、そんなバンドだよ、きっと。

リトルボーイは夢の中の歌詞も好きかも。
今度音源になって、この日はやらなかったのだけれどナガレボシという曲と一緒に発売だそうで、
それのレコ発が10月31日にあるのだけれど、
発売です!!ってことに、わーーー!と拍手をしたら、
「今、拍手をした人はレコ発に来るってことで」
という風にエバさんが言って、多分日にちからして行けないことがすごく悔しかった。今も悔しいよ。

大切な曲、mother
曲がはじまる前かなに、下手後ろの方で後ろを向いて、エバさんが両手を広げていて、
光がその姿を通して射してきていて、せつなかった。
この曲自体、あったかいのだけれど、きゅーんとなるね。

everything dancing
ミラーボール。カラフル。グルグル。
この曲もすごく好き。
そして、最後の藍色ユートピアはショートVer.・・・だったらしい。

10月31日には行けないかもしれないけれど、
やっぱりninaplayが大好きだなぁ、って再確認。

ninaplay セットリスト
ラセン
SUN
リトルボーイは夢の中
mother
everything dancing
藍色ユートピア


used knowledge
ninaplayを観終わったあとは、ダッシュでMotionへ。
結局2曲と少ししか観れなかったのだけれどもね。

一番最後の曲が結構聴かせる感じの曲で、それも良かったのだけれど、
その前の二曲、やばかった。
音の圧力に押しつぶされてしまいそうな雰囲気だった。
Vo.の声にエコーがかっていく感じがとてもすごく、
口は半開きになっていたね。
そして、身体は動かざるを得なくって。
はじめて観るっていうのに、一番前でぐらぐらだった。


about tess
MARZに着いた時には既に始まっていて・・・
照明は白と黒にチカチカしていて。
みんな踊りたいように身体を動かしていて、
一刻も早く混ざりたい!状況。

アドレナリンが大量に分泌されている。
と思わされてしまう感じ。
一年前に観た時にもすごかった記憶があるけれど、
その時以上に、私の音に対する姿勢が貪欲になっているせいか、
もっとすごかった、気がした。

言葉のない世界を、言葉を持つ人間に向けて発信するって、
とても難しいことだと思うけれど、
その難しさを簡単に超えてしまっているよ。
音楽もすごいと思うし、視覚に訴える映像もすごい。
そこに照明が加わり、狂わされてしまうのだろう。
あの空間は是非とも体感すべきだ。
CDでは味わえない何かがあるよ。


MARZへMotionへ、MARZへMotionへ・・・
と行ったりきたりと、全部観ようと頑張って。
(休憩のため1バンドは観れなかったのだけれども)
前のステージの余韻に浸る余裕が全くない!

SWAN SONGとは、もともと、白鳥が死ぬ間際に鳴く声のこと。

その声が最も美しいと言われてる事から、
「アーティストの最後の演奏、最後の作品」
といった意味があるそうです。

少し、解釈は違うかもしれないけれども、
余韻を与えることさえ許さない。
だからこそ、一瞬一瞬が大切に想わざるを得ない。
そんなイベントでもあるのかなぁって考えました。